少しずつ陽気が顔をだし、春も近くなってまいりました。しかしまだ冬がきまぐれに介入し、ひんやりとしている今日。寒冷地青森県の中でも冷たい風が特徴の地域「八戸」、お湯はまさに生命線！そんな時に給湯器が凍ると一大事です。
というわけで今回は給湯器が凍ってしまった時の対処法を記事にしていきます。もし凍ってしまっても焦らず対処しましょう！
給湯器内の水(湯)が凍結しやすい状況
・気温が0度を下回るとき
・長時間使わないとき
天気予報の「凍結指数」が高いときは要注意です。
⚠凍結で起こる事⚠
・凍ってしまって湯が使えなくなる
・配管が傷む
☆凍結膨張
水は氷になると体積が約10％増えると言われています。凍結膨張と呼ばれるこの現象により配管にダメージが出る場合があります。
☆湯は水より凍りやすい？
～ムペンバ効果～
科学的根拠となるものは解明されていないですが、湯の方が凍るのが早いという説も提唱されています。
⛄凍結した時の対処
給湯器の栓の箇所の図
◆自然解凍
メーカーが推奨しており、最も安全な対処方法です。
①給湯器の電源はつけたままにし、ガスの元栓を閉めておく。
②日が昇って暖かくなったら、キッチンなどのお湯の蛇口を開けてみる。
③出なかったら何度か試す。
※水が漏れている音がしたら修理が必要になる可能性が高いです。
◆ぬるま湯で溶かす
【準備】
①運転スイッチを切る。給湯栓を少し開けておく
②ガス栓を閉める
③給湯器の給水元栓を回す
給水元栓が回るけど出ない➡メーカーへ連絡
給水元栓が回らない場合⇩
①やかんなどで温めた湯(30～40度)と、タオルを用意
②タオルを給水元栓に巻く
③タオルに温めた湯をかける
④給水元栓が回るようになったら、家の中の給湯栓を閉める
⑤しっかり拭き取る
👇◆この対処はNG
・熱湯をかける(熱膨張により急激に体積が大きくなるため、配管にダメージが出る)
・ぬるま湯で処置した後、水を拭かない(また凍る原因となる)
もし上記対処をしても直らなく、交換を検討する場合はぜひお声がけください。
また、給湯器交換には補助金も出ると発表されています。
※子育てエコホームで該当する給湯器は、1台3万円ですが、補助金を申請できる条件が『補助金合計が5万円以上』なのでご注意ください。
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