みなさんご存じ押入れには襖と呼ばれるものが付いています。
平安時代に作られたとされる襖は、長年日本で愛され続けてきました。
襖に使われる和紙は調湿に優れており、押入れのみならず活躍しています。
しかし皆さんこういった経験をしたことはないですか?
『襖自体がつっかえて、大きい布団が出し入れし辛い』
上の写真のように
どうしても半分しか開けることが出来ない為
大きいものを出し入れする時は大変ですよね。
そこで提案するのが
『襖をカーテンにする』
です!
押入れにカーテンをつけるメリットは
①出し入れが楽になる
②湿気が籠らなくなる
③生活感がなくなる
④デッドスペースがなくなる
⑤お手入れ簡単
①出し入れが楽になる
・冒頭でお話したとおり、襖では半分までしか開けることが出来なかったところを
カーテンにすることによって全部開けることが出来ます。それによって出し入れの作業が楽になります。
・押入れ内の整理整頓などをする時も楽になりますね!
②湿気が籠らなくなる
・いかに和紙が調湿に優れていても、定期的に換気をしなければ湿気が籠ってしまうのが
押入れの難しいところです。普段換気をしないと気が付いたらカビが・・という事態にもなりかねません。
・カーテンには「化学繊維」と「天然素材」の生地がありますが、
「天然素材」でできているもの《例:リネン、麻など》は繊維の中心が空洞になっており、吸湿・放湿性に優れているため襖に比べ、換気をする頻度が少なくなるでしょう。
③生活感がなくなる
・まず、押入れに襖がある事によって視覚的に『収納』というイメージが強まります。
・しかし最近は、「生活感の無い部屋」というものが流行しています。それは簡単に表現すると収納を感じさせない部屋となります。襖をカーテンに変えるだけで大きく印象を変えることが出来ます。
④デッドスペースがなくなる
・押入れはかなり広く作られていることが多いですが、そのスペースを余らせてしまうことの多い場所でもあります。①の出し入れが楽になることにも繋がりますが、より収納の幅を広げられます。また別記事で紹介したハンガーパイプや収納用可動棚、ヴィータスパネル
を活用すれば好みに合わせてカスタマイズも出来ます。
⑤お手入れ簡単
・襖は汚れてしまうと修理に時間とお金がかかりますが、
カーテンは洗濯などですぐ綺麗にすることが出来ます。
以上の事から押入れを襖からカーテンに変えることが
プラスに繋がることがあります。
「和室を洋室にリフォームしたい」
「畳はそのままでお部屋の雰囲気を替えたい」とお考えの方は
ぜひ襖ではなく・・・クローゼット扉でもなく・・・
【カーテン】という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?
オーダーカーテンのご注文も承っておりますので
お気軽にご相談くださいね。
和室に襖という和もよいですが、
和室にカーテンという和洋折衷スタイルも良いものです。
あなたも自分に合ったスタイルを見つけてみませんか?