春の陽光がほどよく差し込み、温暖な気候になってきました。少し体を動かすと汗をかくこともしばしば。しかし、花粉症の方(私含め)は目がしょぼしょぼ。さて今回は花粉で汚れてしまいがちな「窓周辺」の清掃について、アイデアをお届けしたいと思います。冬にたまったほこりも一掃して快い春を過ごしましょう。
もくじ
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1春は清掃に適している季節
みなさんは「スプリングクリーニング(春の大掃除)」という言葉を耳にしたことはありますか?大掃除は年末のイメージが強いですが、昨今注目されているのが「春の大掃除」です。
【由来】
春の大掃除の由来は「欧米の文化」にあります。欧米では春になると、冬に使用した暖房・ストーブなどの汚れを落とす習慣があり、昨今日本でもそれを取り入れる方が増えているようです。
【春の大掃除をするメリット】
春の大掃除で一番のメリットは「暖かい」ことでしょう。年末の大掃除はとにかく寒く、外に長時間いるのも水を扱うのも、骨が折れる作業です。近年は暖冬が多いですがそれでも寒いもんは寒いですよね(*_*)
反面、春は上記の通り少し汗をかくほど暖かくなります。また、換気をする際にもメリットとなります。冬期間に溜まった部屋の埃や湿気などを一挙に逃がすのに適した気候と言えます。
2カーテンの清掃
【カーテンの汚れについて】
窓付近で一番汚れに気付きにくい場所、それがカーテンです。一見きれいでも、カーテンは非常に汚れが溜まりやすい場所でもあります。なぜなら、窓に発生した結露の影響をもろに受けているからです。他にもペットの毛が付着していたり、臭いを吸って部屋の悪臭の一端になっていたりします。そのどれもが目に見えるほどのものではないのがまた厄介なポイントです。
【清掃方法】所要時間 1時間~
①洗濯表示を確認する。
「手洗い可」「洗濯機可」といった表示があれば自宅で洗濯できます。「水洗いNG」のものや、麻などのデリケートな素材はクリーニングに出しましょう。また、中には「中性」と書かれているものは中性用洗剤を使用します。
②洗濯表示確認後
カーテンを折りたたみ、ネットに入れて弱い水流で洗濯機を回します。このとき、事前につけ置きをしておくと汚れが落ちやすくなるので、『久しぶりに洗濯する』という方はぜひつけ置きをしましょう。
③洗濯後
脱水機能は短時間で済ませましょう。長く脱水すると生地が傷んだり皺が発生したりします。干すときはもともとカーテンがかけられていたところに戻すだけで、自然に乾燥します。天日干しをすると、特に日光が強い日は色褪せの原因となりますのでご注意ください。
④定期的なお手入れ
厚手のカーテンであれば年1回、薄手のカーテンであれば年3回ほどのお手入れがおすすめです。あくまでおすすめですので、『汚れた気がする』『ちょっと臭うかも』と感じたら洗濯する機会かもしれません。
3窓の内側清掃
【窓の内側の汚れについて】
窓の内側は、埃や手垢、油汚れなどが付着しがちな場所です。部屋でタバコを吸う方であればヤニも付着しているかもしれません。埃は乾燥しているので、結露の水分や油汚れと合体しやすいうえ、さらに多くの埃を吸着させていく特性があります。以上の要素からカビ発生の確率がぐんと上がります。
【清掃方法】 所要時間 30分~
軽いお手入れver.
①準備物
あまり汚れがない場合は、水拭き用・空拭き用の2枚のタオルを用意します。
②水拭きタオルでガラスの上部から、「コ」の字を描くように拭いていきます。
③水拭きが終わったら、素早く空拭きをしてガラスの水気を取りましょう。水滴が乾くと白く残ってしまうので、スピードが命です。
しっかりお手入れver.
①準備物
汚れがかなり目立つ時には、タオル1枚・アルカリ電解水・マイクロファイバークロス・スクイージーを用意します。
②拭き取り
タオルにアルカリ電解水をたっぷりかけ、「コ」の字状に拭いていきます。
③水気をきる
スクイージーで縦に水気を切り、スクイージーについた水滴をタオルで拭き取ります。
④③の工程を繰り返します。
⑤残りの汚れを拭きとる
ガラスの上下左右にたまった水気をマイクロファイバーで拭き取ります。マイクロファイバーは吸水性・速乾性に優れており、繊維が細かいので汚れをしっかりキャッチできます。
4網戸の清掃
【網戸の汚れについて】
網戸はその性質上、内からの汚れ・外からの汚れが集中する箇所になります。その意味では窓周辺で一番難儀なお手入れポイントかもしれません。『換気しよう』と窓を開けても、網戸が汚れていてはきれいな空気が出入りできないことになります。お手入れにはそれほど手間が掛かりませんのでぜひ、きれいに保っておきましょう。
【清掃方法】 所要時間 30分~
①準備物
ブラシ・雑巾・大きめのスポンジを用意しましょう。
②おおまかに埃をとる。
ブラシを使用して網戸、サッシの角や溝の埃をとります。
③水拭き
濡らしたスポンジで網戸を拭きます。
④空拭き
雑巾で空拭きをします。
5窓の外側清掃
【窓の外側の汚れについて】
窓の外側に付きがちな汚れは「土砂」「花粉」などの他に、立地によっては「スス」なども考えられます。タイミングについて、外窓掃除は晴れの日よりも「曇り」の方が良いとされています。窓の汚れは乾燥すると固まり、湿ると落としやすい性質があるためです。(余談ですが、車の洗車も同じ理由で曇りの日がベストですよ(^^♪)
【清掃方法】 所要時間 30分~
①準備物
空拭き雑巾(新聞紙などで代用可)、マイクロファイバー、スクイージー、重曹水
②窓の砂や埃をとる
いきなり洗剤をかけてしまうと、埃が洗剤と合体して汚れの塊となってしまいます。
③水拭き
ある程度汚れを落としたら重曹水を使用して水拭きをします。
④空拭き
雑巾で空拭きをします。
ここまで窓清掃のやり方をお伝えしてきましたが、
「掃除をしてもとれない汚れが多くなった」り、「断熱性能が高い窓が欲しい」ときには、
窓自体を交換することも検討してみましょう!
今年は窓リフォームの後押しをしてくれる補助制度が発表されています!
6窓リノベ補助金
~窓リノベ補助金の情報~
「先進的窓リノベ補助金」を活用してお得に窓を交換しましょう。
◆補助額
1戸当たり、5万円~
◆補助対象
開口部の断熱改修(リフォーム)
※補助対象となる窓は、本事業の性能要件を満たすことが確認された製品に限る。
・ガラス交換
・内窓設置
・外窓設置(カバー工法/はつり工法)
・ドア交換(カバー工法/はつり工法)
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